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【職場別に見る】介護職の1日の流れと仕事内容

介護職の1日の流れを特養デイサービス訪問介護など職場別に解説する記事のアイキャッチ画像 介護のしごと

介護の仕事に関心はあるけれど、実際に何をするのかが浮かばない。求人票を読んでも「身体介護、生活支援」と書いてあるだけ。それで想像がつかず、応募をためらっていませんか。

こんなところで止まっていませんか
  • 一日の過ごし方が見えない
  • 自分に務まるかの判断
  • 職場による違いの大きさ
  • 休憩が取れるのかの不安
Sora
Sora

求人票の仕事内容を読んでも、よくわからなくて…。

Kokia
Kokia

時間の流れで見るとわかりやすいよ。職場によって、まったく違う一日になるの。

介護の仕事は、職場の種類によって一日の形がはっきり変わります。つまりどの職場を選ぶかが、毎日の過ごし方を決めるということです。この記事では、特養の日勤と夜勤、グループホーム、デイサービス、訪問介護の流れを時間順に並べました。自分がどこで働く姿を想像できるか、確かめながら読んでみてください。

なお、ここで挙げる時刻はあくまで一例です。施設や事業所によって時間も内容も変わるため、応募先の実際の流れは面接や見学で確かめてください。

介護の仕事をはじめから知りたい方は、介護の仕事と資格と職場選びの全体像をご覧ください。

流れを知る意味

介護職の1日の流れを知る意味を解説するセクションのバナー画像

具体的な時間割に入る前に、なぜこれを知るとよいのかを押さえましょう。求人票の言葉は、どこも似たような書き方になっています。時間の流れで見ると、職場の差がはっきり見えてきます。効果は3つあるでしょう。

仕事の中身が具体的になる

「身体介護」という言葉だけでは、何をするのか浮かびません。時間とセットで見ると、朝は何をして昼は何をするかがつかめます。想像できるようになると、怖さはかなり減るものです。

自分に合うかが見える

朝が早い職場もあれば、昼から動く職場もあります。生活のリズムと合うかどうかは、続けられるかに直結する部分です。流れを知っておくと、条件面だけでは見えない相性がわかります。

面接で具体的に聞ける

一般的な流れを知っていれば、応募先との違いに気づけます。「ここは入浴が午後なのですね」といった質問ができるようになるでしょう。調べてきたことも伝わり、印象にも良く働きます。

特養の日勤の1日

特別養護老人ホームの日勤の1日の流れを解説するセクションのバナー画像

まずは入所型の代表である特別養護老人ホームの日勤です。利用者が生活している場なので、生活そのものに沿って進みます。朝と夕方に業務が集中するのが特徴でしょう。時間順に4つに分けました。

朝は起床と朝食

7時ごろから、起床の声かけ、洗面や着替えの手伝い、排泄の介助が始まります。続いて朝食の準備と食事の介助です。一日のうちでも、特に慌ただしい時間帯になります。

午前は入浴が中心

9時ごろから入浴の介助に入る施設が多いようです。体操やレクリエーション、健康チェックが行われることもあります。入浴は体力を使うため、複数人で分担するのが一般的です。

午後は排泄と関わり

12時台に昼食の介助と服薬の確認があります。午後は排泄の介助や居室の清掃に加え、利用者と話す時間も取れるでしょう。15時ごろにはおやつや趣味活動、ご家族の面会対応が入ります。

夕方は記録と引き継ぎ

その日の様子を記録に残し、夜勤の職員へ申し送りをします。記録は後から確認される大切な情報です。ここを丁寧にできる人は、現場で信頼されます。

施設の種類ごとの違いは介護施設の種類と選び方にまとめました。

夜勤帯の流れ

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次に夜勤です。日勤とはまったく別の仕事だと考えたほうがよいでしょう。人数が少なく、判断を求められる場面が増えます。一方でレクや会議がないぶん、介助に集中できるという面もあります。ここでは3つに分けました。

引き継ぎから夕食まで

16時台に日勤者から申し送りを受けるところから始まります。18時ごろに夕食の準備と介助があり、その後は服薬の確認です。19時ごろからは就寝の準備です。

消灯してからの巡回

20時ごろに消灯となり、そこから定期的な巡回が始まります。体位変換や排泄の介助、ナースコールへの対応を随時行う形です。記録や仮眠の時間も、この間に取ります。

明け方から朝の交代

5時ごろから起床の介助が始まり、7時ごろに朝食です。8時台に日勤者へ申し送りをして、記録を仕上げます。9時台に退勤という流れが一般的でしょう。

夜勤の負担については介護の仕事がきつい理由と対策で詳しく扱っています。

グループホームの1日

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同じ入所型でも、グループホームは少し性格が違います。認知症の方が5人から9人ほどで共同生活を送る住まいだからです。家事そのものがケアとして位置づけられている点が、最大の特徴でしょう。3つに分けて見ていきます。

利用者と一緒に家事

調理、配膳、洗濯、掃除を、利用者と一緒に行います。職員がすべてを代わりにやるのではなく、できない部分を支える形です。買い物に出かけたり、洗濯物をたたんだりする時間も、立派な支援になります。

日中の過ごし方

8時半ごろの引き継ぎから始まり、午前は掃除や洗濯、排泄の介助が入ります。昼食の準備を一緒にして、午後は入浴やおやつの時間です。夕方に夕食の準備をして、夜勤者へ引き継ぐ流れになります。

夜勤は原則ひとり

人員の基準では、夜間は最低1人の配置と定められています。つまり最大9人を一人で見守る時間帯があるということです。未経験から入る場合は、夜勤に入るまでの期間を必ず確かめておきましょう。

グループホームの特徴は介護施設の種類と選び方でも解説しています。

デイサービスの1日

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通い型の代表がデイサービスです。利用者は朝に来て、夕方には自宅へ帰ります。夜勤がなく、一日の区切りがはっきりしているのが大きな違いです。3つに分けました。

送迎から一日が始まる

施設によっては、朝の送迎から業務が始まります。到着後は体温や血圧を測り、その日の体調を確認する流れです。送迎を担当するかどうかは事業所によって違うため、確認しておきましょう。

入浴と昼食の時間

午前中に入浴の介助を行うところが多くあります。昼食の介助と服薬の確認が続き、その後は休憩の時間です。利用者がお元気な場合、介助の負担は入所型より軽くなります。

午後のレクと帰りの送迎

午後はレクリエーションや体操が中心になります。利用者と話したり、一緒に楽しんだりする時間が多いのが特徴です。夕方に送迎で送り届け、記録を書いて終業となります。

訪問介護の1日

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最後に訪問介護です。施設とはまったく違う働き方になります。利用者の自宅へ、1件ずつ訪ねていく形だからです。3つの特徴を挙げます。

1件ごとに区切られる

あらかじめ決められた時間に、決められた内容のサービスを行います。身体介護なのか生活援助なのかも、事前に決まっている形です。一日に何件回るかは、事業所や働き方によって変わります。

移動の時間が入る

訪問と訪問のあいだに、移動の時間があります。自転車や車で回ることが多く、天候の影響も受けるものです。施設勤務にはない要素なので、応募前に知っておきましょう。

一人で判断する場面

訪問中は基本的に一人です。困ったときはその場で事業所に連絡を取る形になります。身体介護を行うには、一般的に介護職員初任者研修以上の資格が求められます。

やってよいことの範囲や断り方は訪問介護の仕事内容と備え方をご覧ください。

資格と働き方の関係は未経験から介護職に転職する手順にまとめました。

1日の流れでよくある質問

介護職の1日の流れについてよくある質問に答えるセクションのバナー画像

最後に、働き方について迷いやすい点をまとめました。どれも求人票からは読み取れないことばかりです。気になる項目だけ読んでいただいて構いません。

休憩は取れますか?

事業所によって実態に差があります。法律上は決められた休憩を与える必要がありますが、現場の人数に左右されるものです。面接で「休憩は実際に取れていますか」と聞いて差し支えありません。

残業はありますか?

記録の作成が終わらず、時間が延びることがあります。人員に余裕がある職場ほど、定時で上がりやすい傾向があるようです。月の平均残業時間を聞いてみるとよいでしょう。

何人を担当しますか?

施設の種類と人員配置によってまったく違います。同じ特養でも、職員の数が多ければ一人あたりの負担は減ります。ここは必ず確認しておきたい項目です。

シフトはどう決まる?

多くの施設で、月ごとにシフトが組まれます。希望を出せる仕組みがあるかどうかは事業所によるものです。家庭の予定がある方は、希望の出し方を先に聞いておきましょう。

夜勤は何回ありますか?

月に数回という形が一般的ですが、事業所によって幅があります。回数は収入にも影響するため、求人票で確かめておきましょう。

給与との関係は介護職の給料が変わる理由と見方で解説しています。

未経験でも流れについていける?

最初の数か月は、先輩と一緒に動くのが一般的です。一人で任されるまでの期間は、職場によって差があります。教育の体制を面接で確かめておけば安心でしょう。

まとめ|流れがわかれば動ける

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介護の仕事は、職場によって一日の形がまったく違います。同じ介護職でも、過ごし方は別物だということです。流れが想像できれば、自分に合う場所も見えてきます。

この記事の振り返り
  • 特養は朝と夕方が忙しい
  • 夜勤は人数が少なく判断も多い
  • グループホームは家事がケアになる
  • デイサービスは日中で区切られる
  • 訪問介護は移動と単独対応
  • 時刻は施設によって変わる
Sora
Sora

一日の形が見えたら、どこが向いているか考えられそうです。

Kokia
Kokia

それでいいの。流れがわかると、面接で聞きたいことも出てくるからね。

気になる職場が見つかったら、一日の流れを聞いてみてください。「入浴は午前と午後のどちらですか」でも構いません。答え方から、現場が整理できているかも見えてきます。全部を覚える必要はなく、ひとつ質問できれば十分です。

面接での聞き方は介護職の面接で聞かれる質問と答え方に、初日までの準備は介護の仕事を始める前の準備にまとめました。一人で迷ってしまうときは、転職の悩みを無料で話せる相談窓口7選で紹介した窓口を頼ってください。

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