転職したい気持ちは固まってきた。でも、移った先がもっとつらかったらどうしよう。「転職 後悔」と検索しては、不安だけが増えていませんか。
- 今より悪くなる可能性
- 決断が正しいかの迷い
- 戻れないことへの怖さ
- 周囲に反対される心配

転職して後悔した人の話を読むと、動けなくなってしまって…。

その怖さは自然なものだよ。でもね、後悔の原因はだいたい決まっているの。
転職して後悔する人には、はっきりした共通点があります。逆に言えば、決める前に確かめておけば防げるものがほとんどです。この記事では、後悔につながりやすい7つの共通点を挙げます。あわせて、決める前の確認事項と、もし後悔してしまったときの対応まで扱いました。読み終えるころには、怖さが「確かめること」に変わっているはずです。
転職をはじめから知りたい方は、転職の流れとお金と手続きの全体像をご覧ください。
転職の後悔は珍しくない

共通点を見る前に、前提を整えておきましょう。ここを誤解していると、不安が必要以上に大きくなります。後悔したという声は確かに多いものです。ただし、その中身をよく見ると受け止め方が変わってきます。ここでは3つに分けました。
後悔する人は少なくない
転職して何かしらの後悔を抱える人は、決して珍しくありません。環境が変われば、想定と違う部分が必ず出てくるからです。ただし調査によって数字に幅があるため、割合を鵜呑みにする必要はありません。
後悔の中身は2種類
後悔には、大きく分けて2つの種類があります。「移った先が合わなかった」という後悔と、「もっと早く動けばよかった」という後悔です。検索で目に入りやすいのは前者ですが、後者を抱えている人も同じくらいいます。
後悔は失敗と同じではない
後悔があっても、転職そのものが失敗だったとはかぎりません。前の職場に残っていたら別の後悔をしていた可能性もあるからです。比べる相手は、辞めなかった場合の自分だと覚えておいてください。
転職して後悔する共通点7つ

ここからが本題です。後悔した人の話を並べていくと、原因はいくつかの型に収まります。どれも転職先の問題ではなく、決め方の問題である点が共通しています。つまり、自分でどうにかできる部分だということです。
逃げることが目的になる
今の職場から離れたい一心で決めてしまう場合があります。「ここではない場所」ならどこでもよくなってしまうためです。結果として、同じ種類の不満がある職場を選んでしまうことがあります。
条件の優先順位がない
譲れない条件を決めないまま探すと、判断がぶれます。求人ごとに良い点と悪い点があり、比べる軸がないと選べないからです。最後は「なんとなく良さそう」で決めることになりかねません。
職場の雰囲気を見ない
条件面だけを見て決めると、人間関係で苦しむことがあります。退職理由の多くが人間関係だという話は、よく聞かれるところです。面接の待ち時間に見える職場の様子でも、情報は得られます。
求人票を鵜呑みにする
求人票は、会社が人を集めるために書いた文章です。悪い面が書かれていないのは当然だと考えておきましょう。「アットホームな職場」といった言葉は、具体的に何を指すのか確かめてください。
勢いだけで決めてしまう
内定が出た安心感で、その場で承諾してしまうパターンです。返事までに数日もらうことは、失礼にあたりません。一晩置いて冷静に考えるだけで、見えてくるものがあります。
家族と話し合わない
収入や生活時間が変わると、家族の生活にも影響が出るでしょう。事後報告になると、応援してもらえるはずの相手が反対側に回ってしまいます。決める前に共有しておくだけで、その後の支えが変わってくるでしょう。
辞める理由が消えない
もっとも見落とされやすい共通点です。不満の原因が自分の側にある場合、職場を変えても同じことが起こります。「どこへ行っても同じ」と感じているなら、先に立ち止まる価値があります。
自分がどれに当てはまるか確かめたい方は、転職すべきか迷うときの判断基準7つもあわせてご覧ください。
決める前に確かめること

共通点がわかれば、対策は裏返すだけです。難しい作業はひとつもありません。紙に書き出すか、面接で一言聞くかのどちらかで足ります。4つに絞って挙げます。
譲れない条件を3つ
求人を見る前に、譲れない条件を3つだけ決めておきましょう。すべてを満たす求人は存在しないため、順位が必要になるからです。3つに絞ると、迷ったときに立ち返る場所ができます。
職場を見る機会
可能なら、実際の職場を見せてもらえないか聞いてみてください。見学や体験を受け入れている会社もあります。断られたとしても、その反応自体がひとつの情報になります。
求人票の読み方
書かれていないことに目を向けるのがコツです。残業時間、離職率、配属先。気になる項目が書かれていないなら、面接で質問しましょう。
差し支えなければ、前任の方がどのくらいの期間ご在籍だったか伺えますか。
辞める理由の点検
最後に、今の不満が職場を変えれば解決するのかを考えてみてください。人が原因なら異動でも解決する可能性があります。制度や仕事内容が原因なら、転職でしか変わらないでしょう。
後悔してしまったとき

ここからは、すでに転職したあとの話です。多くの記事は「後悔しないために」で終わってしまいます。けれども実際に検索している人の中には、もう移ったあとの方もいるはずです。結論から言えば、後悔は取り返しのつかないものではありません。
すぐに辞めないこと
入職から数か月は、誰でも違和感を覚えるものです。人間関係も仕事の進め方も、まだ何もわかっていない時期だからです。心身に不調が出ていないかぎり、3か月は様子を見てみましょう。
何に後悔しているか
漠然とした後悔は、正体をつかむだけで軽くなります。条件なのか、人なのか、仕事の中身なのか。書き出してみると、意外に一部分だけだったと気づくことがあります。
相談できる相手を持つ
新しい職場では、まだ本音を話せる相手がいないものです。一人で抱えると、判断がどんどん狭くなっていきます。社外の窓口なら、利害がないぶん落ち着いて話せるでしょう。
無料で使える窓口は転職の悩みを無料で話せる相談窓口7選で紹介しています。
次に活かすという道
もう一度動くと決めたなら、その経験は必ず材料になります。何が合わなかったかを知っている人は、次の見極めが正確です。短い在籍期間の説明の仕方も、すでに型があります。
一人で抱えずに進めたい場合は転職エージェントの使い方と選び方もご覧ください。
転職の後悔でよくある質問

最後に、決めきれないときに出てくる疑問をまとめました。どれも一人で考えていると堂々巡りになりやすいところです。気になる項目だけ読んでいただいて構いません。
後悔しない転職はある?
まったく後悔のない転職は、おそらく存在しません。どんな選択にも、選ばなかった道が残るからです。目指すのは後悔ゼロではなく、納得して決めることでしょう。
前の職場に戻れる?
いわゆる出戻りを受け入れる会社は増えているといわれています。退職のときに円満だったかどうかが大きく影響するようです。可能性を残したいなら、辞め方を丁寧にしておきましょう。
伝え方の手順と例文は辞めたいのに言えない人向けの伝える手順と例文にまとめました。
年齢が上がると不利?
求められるものが変わるのは事実です。若さではなく、これまでに身につけたもので選ばれる形になります。応募先の年齢層を見ておくと、見当をつけやすくなるでしょう。
何回も転職すると不利?
回数そのものより、説明できるかどうかが見られます。一貫した理由があれば、回数は大きな問題になりにくいものです。逆に説明できないと、回数が少なくても引っかかります。
周囲の反対が強いときは?
反対の理由を具体的に聞くところから始めてください。多くは収入や生活の変化への不安です。見通しを数字で示せると、話が前に進みやすくなります。
迷ったまま応募していい?
構いません。応募と入社はまったく別の行為だからです。実際に動くと、求人票では見えなかった情報が手に入ります。進め方の全体像は転職活動の進め方と期間の目安にまとめました。
まとめ|後悔も材料になる

後悔する人の共通点は、転職先の良し悪しではありませんでした。決める前に確かめたかどうか、ただそれだけです。確かめる方法がわかっていれば、怖さは小さくなっていきます。
- 後悔の原因は決め方にある
- 逃げが目的だと繰り返す
- 譲れない条件は3つまで
- 求人票は書かれていない項目を見る
- 後悔しても取り返しはつく

確かめることがあるとわかったら、少し落ち着いてきました。

それでいいの。怖さは情報が足りないだけのことが多いからね。
今日は、譲れない条件を3つだけ書き出してみてください。順位をつける必要はまだありません。それだけで、求人を見る目が変わります。動かないことにも、動くことと同じだけのリスクがあるのです。
面接で職場を見極める質問の仕方は転職面接でよく聞かれる質問10選と答え方にまとめました。在職中で時間が取れない方は在職中の転職活動の進め方と注意点もあわせてご覧ください。


コメント